どうして 今回 たまさんに来て頂いたのか?
上方落語ファンの皆様おまっとうさんでした。
これまでにも何度かたまさんの高座は聴いたいことがありました。
新作は相変わらず面白い。
昨年 帰阪した際に大阪 繫昌亭の5月29日の夜席。
このトリにかけられた「小さな世界」も食べ物達が口に入れられて消化されて出ていくまでの世界を丁寧に演じられていて
非常に面白かったです。
ただ決断したのはこの席の特に「辻占茶屋」を聴いた時でした。
2017年10月に動楽亭 生喬百席のゲストの時に「桑名船」を聴いた時も思ったんですが
古典をあえて普通の人にわかりやすくしよう、面白くしようと再構築している。
そこには省略等々色々と編集されておられると思います。
そして師匠の福笑師匠のように、たま節?というちょっと高い声のトーンにのせて演じられる。
札幌のお客様にも多分 喜んで頂けるかと思い、あえて1月の初笑いでお願いしました。
落語は非常にわかりやく明解でおもしろく演じられますが、
逆に打ち上げ等々で素でお話されるときには非常にこれでもかというほど超論理的です。
特に落語会についての色々な事柄についてお話を伺うと必ずお客様をいくつかのタイプにわけてマーケットや様々な与件といった
現状分析を色々とされてからアクションをおこして又 検証しながらの繰り返しでより面白いものを作っていかれるのだろうと
感じました。
殆どが自主公演の会で非常にお忙しい噺家さんなんですが又、機会があえばお越し願えれば幸いかと思います。
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