ここでちょっと。。襲名のお知らせ!
上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。
毎週、当会の経緯について回想で先週まで綴ってまいりましたが、
今週は当会のホスト役のお一人、桂宗助師匠の襲名のお知らせです!
三代目米朝師匠の最後の直弟子にあたられます。
とかく 最近は暗い話題が先行してばかりですから。。。
嬉しいですね。
以前、生喬師匠に一度私が尋ねた事がありました
「プロの師匠の目で見られて
上方の噺家さんで何方が一番巧いと思われますか?」
迷わず即
「宗助兄さんです」と答えられました。
その後
当方の落語会の名は
「上方落語をきいてよの会」です
色んな上方の噺家さんに来て頂いて札幌のお客様に上方落語をきいてもらいたいんでどなたか紹介して頂けませんか?
と生喬師匠にお願いして
先ず一番に推薦して頂いたのが宗助師匠です。
その後2017年3月の会の独演会を皮切にホスト役として毎年ご出演頂き、札幌のお客様に色々な上方の噺家さんの噺を聴いて頂くために
文華師匠や吉坊師匠のゲストをお連れ頂いての二人会をお願いいたしました。
宗助師匠がどうして米朝師匠のお弟子さんなのに名前に米や朝の字がついていない理由を伺うと
当時、一門で米朝師匠のご自宅でよくお酒を呑む事が多かったらしく
宗助師匠は一番下のお弟子さんなので呑みの会で事あるごとに
あれ取ってきて
これちょっとして
と用事をよく頼まれるそうで
その光景が二番煎じの宗助さんの様だったので
他の兄弟子さんから
「宗助はーん
宗助はーん あれ取ってー
これ取ってー」
と呼ばれるようになり
米朝師匠曰く
「別にワシの弟子やから
米、朝という文字を入れんとあかん事ない
宗助って落語にも出てくるしお客様からも覚えてもらいやすい。。。
宗助って字 書けるか?」
宗助師匠
「はい 書けます」
米朝師匠
「ほたら 明日からお前は宗助や
えーな」
と呑みの会で芸名が決まったそうです
が
翌朝は米朝師匠はその事を忘れており
本名で宗助師匠を呼ばれたらしいです(^^)
そんな謂れのある芸名だそうです。
今回 米朝の俳号の八十八(やそはち)を二代目として襲名されます。
下のアドレスは
上方落語webマガジン「んなあほな」から
二代目桂八十八師匠・襲名直前インタビュー!の記事です。
これからの師匠が益々、楽しみです。
当会の休会が明けましたら、師匠の札幌での襲名披露を是非、開催したいですね!
皆様、上方落語を宜しくお願いします。

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