新着情報
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師匠方に一問一答! その4
2023/06/26 -
師匠方に一問一答! その3
2023/06/21 -
上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。
7月7日-8日には当会の生みの親の笑福亭生喬(しょうふくてい せいきょう)師匠と札幌とずっと縁があり狸寄席やだるま寄席で
お馴染みの春風亭柳朝(しゅんぷうていりゅうちょう)師匠の落語会の開催でございます。今週から来月の開催週まで恒例の両師匠の一問一答で普段、高座では窺い知れない両師匠の横顔を。。。
今週は
第5問!
「初高座思い出かこれまでに一番記憶にある高座の思い出は?」生喬師匠
「入門して四ヶ月後、兵庫県三田市の養護施設にアルバイト先のやまがそばの社長が毎年お蕎麦を作って慰問をしているので私と遊喬兄さんが落語をする事になりました。
100名程の入居者の前で「犬の目」をしましたが全くウケず車イスの人はガチャガチャ揺らして正直やりにくかったんです。
帰りしな施設のスタッフが
「今日はありがとうございました。皆さんものすごく喜んでました。」とてもそんな風には見えなかったのですが、
聞くとそれは拍手が出来ないので身体を揺らして全身で喜びを表現 していたのだとわかった時、自身の落語の出来だけを考えて客席を見てなかった事を反省しました。
この事は今も遊喬兄さんとよく話をします。一生忘れる事のない初舞台です。」柳朝師匠
「初高座は上野鈴本演芸場で『子褒め』
袖で亡くなった三遊亭小金馬師
や紙切りの林家正楽(当時は小正楽)師、春風亭あさり兄さん[橘家圓太郎師]が聴いていらっしゃったのは覚えてます。教わった通りにやって17分[やり過ぎ]喋って、
前座の先輩方に『長いよ💢』って小言を言われた記憶があります(笑)出来が良かった高座は忘れろ‼️って、二ッ目勉強会で柳家小三治師匠からアドバイスされたので(笑)
迎える拍手👏より、サゲを言い終わってお辞儀をした際に送り手の拍手👏が大きい時が、ナイスなバッティングを(野球かい⚾️‼️)したんでしょうな⭕️」
第6問
噺家を辞めようと思った事は?どうしてそう思われましたか?生喬師匠
「全くありません!なんでしょうか?
私は自分を見失わずキッチリ真面目に噺に取り組んでいれば必ずや良い噺家になれるはずだといった根拠のない自信だけはありました。
ただ、六年目ぐらいの時には芸風についてあれこれ迷走し悩んでましたが。」柳朝師匠
「他にすることもないし、辞めようと思ったことはありません。」
師匠方、ありがとうございます。
皆様、上方落語をよろしくお願いします。
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師匠方に一問一答! その2
2023/06/12 -
上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。
7月7日-8日には当会の生みの親の笑福亭生喬(しょうふくてい せいきょう)師匠と札幌とずっと縁があり狸寄席やだるま寄席で
お馴染みの春風亭柳朝(しゅんぷうていりゅうちょう)師匠の落語会の開催でございます。今週から来月の開催週まで恒例の両師匠の一問一答で普段、高座では窺い知れない両師匠の横顔を。。。
今週は
第3問!
「お名前の由来を教えてください」生喬師匠
「さぁ?詳しくはわかりませんが、喬という字は真っ直ぐという意味があるので「真っ直ぐ生きろ」という意味で名付けてもらったのなら嬉しい限りです!
後、師匠は当時「弟子の名前を全部足したら三遊亭円生になるなぁ」と言うてました。(三喬・遊喬・生喬。亭は笑福亭から)
これは次に来た弟子は円喬になるんかなと思ってたら、さすがにアカンと思いはったのか喬楽になりました(笑)柳朝師匠
「前座は朝吉(ちょうきち)。
平成6年8月27日に親父と亡くなったお袋と一朝宅へご挨拶に伺いました。
帰り際に師匠から
『あのさ…朝吉って名前を考えてるんだけど、一門の茶々丸が名乗ってたからヨロシクそう言って🎶』んで…見習いスタート(笑)
二ッ目昇進に際して、一朝がシャレに(笑)朝吉をひっくり返して、吉朝にするか‼️🤣
(当時、一朝は亡くなった桂吉朝師、鈴々舎馬桜師と会をしてました)コレは流石にやめましょうってんで、朝之助(ちょうのすけ)
真打昇進の際に一朝から柳朝をついでくれ🙏
一度断りましたが、家族と相談して茨の道を歩んでいる今日この頃です🤣」
第4問!
「内弟子時代の苦労話を教えてください」生喬師匠
「苦労というか一番のしくじりは師匠の車(ブルーバード)を運転中ブレーキとアクセルを踏み間違えてコンクリートの柱に激突。
助手席のドアがくの字に曲がり廃車寸前にした事です!」柳朝師匠
「一朝は五代目宅で半年内弟子をやりましたが…大師匠から内弟子は辞めて、通いにするぞ‼️
原因はウチの師匠のイビキ💤と寝言です(爆笑)」
師匠方、ありがとうございます。
皆様、上方落語をよろしくお願いします。
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師匠方に一問一答! その1
2023/06/07 -
上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。
7月7日-8日には当会の生みの親の笑福亭生喬(しょうふくてい せいきょう)師匠と札幌とずっと縁があり狸寄席やだるま寄席で
お馴染みの春風亭柳朝(しゅんぷうていりゅうちょう)師匠の落語会の開催でございます。今週から来月の開催週まで恒例の両師匠の一問一答で普段、高座では窺い知れない両師匠の横顔を。。。
まずは
第1問!
「どうして噺家になられましたか?」生喬師匠
「元々東京の美大を目指し俳優の養成所に入ろうと思ってましたが大阪の芸大に行く事になり、
落語は全く知らずたまたま入った落語研究会で先輩に小噺を教わり「まるでお芝居のよう!」そこからどっぷりハマり現在に至る!」
柳朝師匠
「幼い頃からお喋りな子だとよく言われました。所謂落ち着きのないチョロチョロ走り回る明るい子供だった様です。
間も無く53歳を迎えるオジサンになっても変わりませんが💦伯母から…
『マーちゃん(本名が正宏・まさひろ)は将来、NHKのアナウンサーにお成り🎙️』言われた記憶があります。
高校時代[札幌旭丘高校🏫]の時はやりたい事が見つからず、成績も下から数えた方が早かったです💦]
一浪して上京し、日本大学法学部へ入学しました。
沢山のサークル活動やアルバイトにチャレンジして、最後まで続いたのが落語研究会(笑)
落研へ入ってみよーと思ったキッカケが、高田馬場の本屋で手に取った桂文珍師『落語的学問のすすめ』📚でした」
第2問!
「師匠に弟子入りをした理由は?」
生喬師匠
「師匠に弟子入りをした理由は? 六代目松喬という人の芸はケレン味がなくきっちり基本から教えてくれるかもと思い決めました。
又一番弟子の三喬さん(現七代目松喬)も上手かったのでこれは間違いないなと。」柳朝師匠
「平日のお客様が殆ど居ない寄席を10日間聴いた事があります。
その中で、理科の炙り出し実験みたいにクローズアップ⤴️されたのが一朝です(笑)
落研の8年先輩にあたる柳家喬太郎師から…
『谷田くん、誰の弟子になりたいのー❓』
『えーっと。一朝師匠です‼️』
受話器📞の向こうで2、3秒固まってるのが分かりました(笑)
オレも柳家さん喬を選んだのはシブいと思うけど、谷田くんもコーナーを突いて来るねぇ〜🤣』
寄席の上がり時間によって色々な噺を江戸前に軽く粋にやってらっしゃったので、このオジサンの弟子になりたいなぁ‼️』
師匠方、ありがとうございます。
皆様、上方落語をよろしくお願いします。
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感慨深い会です。。。。
2023/05/31 -
上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。
7月7日-8日には当会の生みの親の笑福亭生喬(しょうふくてい せいきょう)師匠と札幌とずっと縁があり狸寄席やだるま寄席でお馴染みの春風亭柳朝(しゅんぷうていりゅうちょう)師匠の落語会の開催がございます。古い話になりますが
今から8年くらい前に当時、柳朝師匠がご出演されていた狸寄席を私がスタッフでお手伝いをさせて頂いていた頃、東京の噺家さんを中心に番組構成をされていて
狸寄席の主宰の住出さんに
「上方の噺家さんもよんで番組を作ってくださいよ」
と何度か言うていると。。
「ウチは江戸前の演芸を目指しているので、上方の落語会をされたいならご自身でされてみてはどうですか?」
と言われて始めたのが当会の発端でした。
それから5-6年後の2020~2021年の間、コロナの感染拡大で当会も延期や休会が増えて落語会の回数がこの2年間、5回、2日間公演全10回しか開催できませんでした。
それから
昨年、2022年5月に当会の1年2か月の休会明けの復活の会の時に、「江戸・上方 粋と粋(いきとすい)」というテーマで江戸落語と上方落語を聴き比べてもらい
それぞれの噺の文化や趣きの違いを堪能してもらう会を開催しました。
その会では
江戸の下町の風情等々がヒシヒシ感じてもらえる春風亭一朝(しゅんぷうていいっちょう)師匠と当会の生喬師匠のふたり会を開催しました。
その時、一朝師匠にお願いする時に骨を折って頂いたのが柳朝師匠でした。
そんな色々なご縁で今回の落語会の開催となりました。
次週より生喬師匠と柳朝師匠のお二人に恒例の同じ問いかけでお答え頂いて
高座ではなかなか伺えない両師匠がどんなふうに噺家をされてきたのか。。されているのか
わかって頂けると有難いかと思います。乞うご期待!
皆様、上方落語をよろしくお願いします!
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大いにもりあがってお開きでした!
2023/05/24 -
上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。
「古典・創作一騎打ちvol.2」桂八十八(やそはち)、桂文鹿(ぶんろく)両師匠の会、先週週末で大いにもりあがりました。
文鹿師匠から番組編成で
「2日間とも八十八さんのトリ。私が掻き乱す役割で組むのがいいです。」
とアドバイスを頂き両日同じ順番でした。本寸法の八十八師匠と爆笑の文鹿師匠。
本当に全く違う持ち味の落語をお客様にはご堪能頂き大いに盛り上がりました!今回、非常に残念だったのが
Facebookのビジネスページにファンが5400人以上、メッセンジャーやメール、Line@等々で3500人以上にお声かけし
道新トークさんにイベント欄で写真付きで告知をして頂いておりますが。。。
今回、2日間で約80人のお客様しかいらっしゃって頂けませんでした💦「この木戸銭ですぐに噺家さんが見える距離でこれだけ楽しませて頂いたのが申し訳ない」
というアンケートの声をいくつか頂きました。こんなに面白い落語会を札幌近郊のお客様にアピールできていない。
全く席亭の私の努力不足、力不足を痛感しております。
やり方、し方の見直しも必要なのかと感じております。皆様、上方落語を宜しくお願いします。
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古典・創作一騎打ち 桂八十八(かつらやそはち) VS 桂文鹿(かつらぶんろく) その5
2023/05/17 -
上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。
いよいよ今週開催の「古典・創作一騎打ちvol.2」桂八十八(やそはち)、桂文鹿(ぶんろく)両師匠の会でございます!
当会主任のお一人、八十八師匠の会はコロナでの延期、休演が続き
昨年ようやく師匠の襲名された八十八に因んで(笑)
八月十八日開催に漕ぎ着けましたが、ご家族のご都合で急遽、
主任を生喬師匠にお願いいたしました。💦
そういう事で
今回は 八十八師匠の札幌での当会の落語会は
3年と8か月ぶりになります!
ゲストは
関西はもちろん、関東でも創作落語で定評のある爆笑で大人気の桂文鹿師匠にお越し頂きます。
八十八師匠には師匠の米朝師匠譲りの本寸法の古典を文鹿師匠には前述で紹介しました創作を
しっかり聴き比べて頂く趣向の落語会です。両師匠に色々なご質問させて頂きそのご回答を綴っております。
今週はいよいよ最終その5です。
🔴第9問!
高座をつとめられる中で何を一番大切にされておられますか?●八十八師匠
「師匠の教えを忘れずに。」●文鹿師匠
「絶対に人の心を動かすこと」🔴第10問!
今回の札幌での会での抱負や思っておられる事は?●八十八師匠
「私事でお休みさせて頂きましたので、八十八襲名後初めての札幌の会でございます。
また文鹿さんとの会も初めてのことで、私も楽しみに致しております。」●文鹿師匠
「日頃のワタシは新作「さわやかシリーズ」で一旦爆笑に持ち込んで、からもう一席は空気が凍りつくような怪談や怨念の噺。
今回の自分は新作担当と限定されてますから、陰と陽の武器は使えないことになります。
八十八師匠とは正反対を演じることになるとは思います。」師匠の皆様、ありがとうございました!
いよいよ
今週週末20日、21日です!
ご来場心より、お待ちしております!皆様、上方落語を宜しくお願いします。
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古典・創作一騎打ち 桂八十八(かつらやそはち) VS 桂文鹿(かつらぶんろく) その4
2023/05/08 -
上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。
いよいよ来月開催の「古典・創作一騎打ちvol.2」桂八十八(やそはち)、桂文鹿(ぶんろく)両師匠の会まで2週間を切りました。
当会主任のお一人、八十八師匠の会はコロナでの延期、休演が続き
昨年ようやく師匠の襲名された八十八に因んで(笑)
八月十八日開催に漕ぎ着けましたが、ご家族のご都合で急遽、
主任を生喬師匠にお願いいたしました。💦
そういう事で
今回は 八十八師匠の札幌での当会の落語会は
3年と8か月ぶりになります!
ゲストは
関西はもちろん、関東でも創作落語で定評のある爆笑で大人気の桂文鹿師匠にお越し頂きます。
八十八師匠には師匠の米朝師匠譲りの本寸法の古典を文鹿師匠には前述で紹介しました創作を
しっかり聴き比べて頂く趣向の落語会です。今月の開催週まで両師匠に色々なご質問させて頂きそのご回答を綴っております。
今週はその4です。
🔴第7問!
好きなネタ、思い出のあるネタとその理由を教えて下さい。●八十八師匠
「自分の演るネタはみんな好きですが思い入れのあるネタは「たちぎれ線香」。
一番最後に師匠に稽古して頂いたネタですし、師匠が亡くなる時、私がちょうど舞台で演ってたネタなので。」●文鹿師匠
「「宗悦殺し」「雪の戸田川」「ねずみ穴」ですかね。理由は噺の中での恫喝や殺害といった圧が自分のキャラクターは向いてるんだと思います。」🔴第8問
大事にしている師匠の言葉は?●八十八師匠
「知ったかぶりはするな!知らないことを正直に「知らない」と言うことは、けして恥ではない。」●文鹿師匠
「無いです。言葉の人じゃないかな?生き方を弟子に体で見せる人なので。」師匠の皆様、ありがとうございました!
質問はまだまだ続きます。
乞うご期待!
皆様、上方落語を宜しくお願いします。 -
古典・創作一騎打ち 桂八十八(かつらやそはち) VS 桂文鹿(かつらぶんろく) その3
2023/05/04 -
上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。
いよいよ来月開催の「古典・創作一騎打ちvol.2」桂八十八(やそはち)、桂文鹿(ぶんろく)両師匠の会まで20日を切りました。
今回は当会主任のお一人 八十八師匠の3年と8か月ぶりの札幌での落語会です!
昨年はご家族のご都合で急遽、主任を生喬師匠にお願いいたしました。
ゲストには関西はもちろん、関東でも創作落語で定評のある爆笑で大人気の桂文鹿師匠にお越し頂きます。今月の開催週まで両師匠に色々なご質問させて頂きそのご回答を綴っております。
今週はその3で
🔴第5問!
初高座思い出かこれまでに一番記憶にある高座の思い出は?
(これまでの内容はHPをご参照ください https://上方落語さっぽろ.com/)●八十八師匠
「初高座は緊張しすぎて、その日の昼間食事が喉を通らずに、
師匠から、
「そんなことで、どないすんねん!」
と叱られたことを思いだします。」●文鹿師匠
「廃業した人をプロの舞台に上げること、またプロの亭号を使用することは絶対許されないもので落語界では完全に御法度ですが、
修行中に師匠の他界を理由に初舞台を踏めずして廃業した元・笑福亭若松さんの二十年目の初舞台を協会の反対押し切って
大阪の「無学」で開催したこと。
それが一番思い出でもあるし、関西のテレビ番組でも取り上げられるほど、ドラマと涙と感動を生んだ高座だったかな」🔴第6問
噺家を辞めようと思った事は?どうしてそう思われましたか?●八十八師匠
「一度もありません。」●文鹿師匠
「 思ったことは一度もありません。ですがワタシは先代の円楽師匠のようにどこかで、ここまでで引退というのを、どこかに設けると心には決めてます。」師匠の皆様、ありがとうございました!
質問はまだまだ続きます。
乞うご期待!
皆様、上方落語を宜しくお願いします。 -
古典・創作一騎打ち 桂八十八(かつらやそはち) VS 桂文鹿(かつらぶんろく) その2
2023/04/26 -
上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。
いよいよ来月開催の「古典・創作一騎打ちvol.2」桂八十八(やそはち)、桂文鹿(ぶんろく)両師匠の会まで1か月を切りました。
今回は当会主任のお一人 八十八師匠の3年と8か月ぶりの札幌での落語会です!
昨年はご家族のご都合で急遽、主任を生喬師匠にお願いいたしました。
先週から来月の開催週まで両師匠に色々なご質問させて頂きそのご回答を綴っております。それでは
🔴第3問!(これまでの内容はHPをご参照ください https://上方落語さっぽろ.com/)
お名前の由来は?
八十八師匠
「師匠(桂米朝師匠)の俳号の八十八を継がせて頂きました。」文鹿師匠
「名前の由来は知りませんが先代文鹿の名が空きになってたんで
奈良市出身の自分が鹿の一字が入るこの名前をいつか自分が継ぐと勝手に決めてました。」🔴第4問
内弟子時代の苦労話を教えてください。
八十八師匠
「今となっては有り難いことなのですが、3年の内弟子の期間が5年に伸びたことです。」文鹿師匠
「師匠とは毎日喧嘩でした。いまとは違いその当時は体育会系の空気が漂う気の荒い一門でしたからね。」師匠の皆様、ありがとうございました!
質問はまだまだ続きます。
乞うご期待!
皆様、上方落語を宜しくお願いします。
上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。
7月7日-8日には当会の生みの親の笑福亭生喬(しょうふくてい せいきょう)師匠と札幌とずっと縁があり狸寄席やだるま寄席で
お馴染みの春風亭柳朝(しゅんぷうていりゅうちょう)師匠の落語会の開催でございます。
今週から来月の開催週まで恒例の両師匠の一問一答で普段、高座では窺い知れない両師匠の横顔を。。。
今週は
第7問!
「好きなネタ、思い出のあるネタとその理由を教えて下さい」
生喬師匠
「お家芸で松喬からの天王寺詣り・尻餅とらくだ・帯久、
染丸師匠の辻占茶屋・堀川、枝鶴師匠から竹の水仙、後は三人兄弟。
そして柳家小里ん師匠にお稽古して頂いた笠碁に柳家さん喬師匠からの柳田格之進です。
特に笠碁と柳田は今までの大阪の落語にはなかった世界観ですので出逢えた事を心より嬉しく思います。」
柳朝師匠
「一朝の『天災』に惚れて弟子入りを決めました🎶
二ッ目が決まった時。真っ先に以前の旧宅でお稽古を付けて上げて頂きました🤣」
第8問
「大事にされている師匠の言葉を教えてください。」
生喬師匠
「普段から弟子の芸をほめる事がなかったのですが、私が入門18年ぐらいの時に「お前はもうわかってるからな。」
「後はいつ世間がお前の芸に気付くかやな。」は師匠なりのほめ言葉やったのかもしれません。
入門当初は「十年やって下手なヤツは一生下手!」はよく言うてましたね。
あまりウケてない噺家を袖で見てて「なっ、こいつちゃんとやってんのにウケへんやろ?こういうのを下手いうねん!」
その後に「しかし最近下手にすらなってないのが多すぎる。」はずっと心に残ってます。」
柳朝師匠
「とにかく稽古‼️仕事より稽古が大切と言われてます(笑)」
師匠方、ありがとうございます。
皆様、上方落語をよろしくお願いします。
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