上方落語をきいてよの会|札幌

新着情報

回想 福笑師匠④

2023/08/24

上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。
2015年10月より札幌で上方落語の寄席が少ないにと思い、ひょんなご縁で笑福亭生喬(しょうふくてい せいきょう)師匠に最初にご協力頂き、
10数回以上、生喬師匠の落語会を開催しつつ
2016年末からSNSのお客様中心に少しづつ認知されて2日間開催で130から150人ご来場頂けるようになりようやく軌道にのってきました。
その後
生喬師匠から
桂八十八(かつら やそはち)師匠(当時、宗助”そうすけ”師匠)
林家染左(はやしやそめざ)師匠

のお二人をご紹介頂き
あともうお1人、主宰の私が高校時代からのファンだった
爆笑派で創作が中心の笑福亭福笑(しょうふくていふくしょう)師匠にも当会の主任としてご参加頂きたく
生喬師匠に頼みました。

同門の生喬師匠からのご依頼もあって快諾頂きました。

早速 福笑師匠に電話で何度かご連絡させて頂きました。
「高座は豪快な感じですが、
素の師匠は非常に紳士的な方。。。」
これが偽らざる印象でした。
電話連絡では凡その条件等々の再確認と
次回 私が帰阪して師匠にもご足労頂きご挨拶させてもらう北新地の小料理屋の確認などでした。
師匠はゆっくりと丁寧な言葉で受け答えされてました。
後日のご挨拶のお店の場所の話になると
師匠
「えーもう予約されはったんですか?
そんなに気を使いはらんでもよろしいのに。
そんな 挨拶するお店なんか喫茶店かどっかでよろしいのに。。」

「遠路遥々 札幌迄来て頂き仕事してもらいます。
どこの誰かもわからない私の話を聞いて頂く訳ですので失礼があってはいけないと思っております。
他の師匠方にもこうしてお願いしておりますので。。。」
とご理解頂きました。
大看板の師匠ですが。。
全然 偉ぶったりなどなく逆に気を遣って頂きました!
そして2017年4月中旬に大阪でご挨拶させて頂く事になったのです。
ご挨拶当日までに、こちらからの製作上のお願いなど色々と事前にお手紙でお知らせしてからお会いしました。
師匠曰く
「プロデュースはおたくがしはるんやから私は当初の条件で一生懸命高座をつとめます。せやから何でも好きな様にしはったらよろしいんです。」
と言う事で殆どのお願いは全て了承を得ました。
「落語会の名前も好きな様につけたらよろしい。」
との事で。。。
「福笑の腹筋を鍛えて来なれの会」(2017年から2022年福笑師匠の札幌での独演会)
になりました。
直接 お会いしてからも気を遣って頂き
とにかくよくお話して頂きました。
開口一番は。。。
「オシドリを漢字で書くと鴛鴦
なんであんな鳥に怨みの様な字なんでしょう?
オシドリは一生つがいやないそうです。
せやのに。。オシドリ夫婦って言うでしょう?
なんでなんかなぁ?。。って
ところで、ペンギンはあれは一生つがいなんですわ。」
初めて会って挨拶してからの
開口一番がこれでした。
インパクトありすぎ。。でした。
来週は芸談等々のお話でございます
長々失礼しました。
2017年5月の繁昌亭夜席の高座を福笑師匠の許可を頂いて繁昌亭スタッフさん、福笑師匠のお弟子のたま師匠のご協力を頂きあげております。
お時間ございましたらご覧くださいませ
「刻うどん」笑福亭福笑

「桃太郎」笑福亭福笑

つづく

皆様、上方落語を宜しくお願いします。

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今週のブログはお休みです。

2023/08/18

上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。
今週の投稿は夏休みで休ませて頂きます。
次週から宜しくお願いします。
暑い日が続きますが皆様、お身体ご自愛くださいませ。
皆様、上方落語を宜しくお願いします。


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回想 福笑師匠③

2023/08/10

上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。
2015年10月より札幌で上方落語の寄席が少ないにと思い、ひょんなご縁で笑福亭生喬(しょうふくてい せいきょう)師匠に最初にご協力頂き、
10数回以上、生喬師匠の落語会を開催しつつ
2016年末からSNSのお客様中心に少しづつ認知されて2日間開催で130から150人ご来場頂けるようになりようやく軌道にのってきました。
その後
生喬師匠から
桂八十八(かつら やそはち)師匠(当時、宗助”そうすけ”師匠)
林家染左(はやしやそめざ)師匠

のお二人をご紹介頂き
あともうお1人、主宰の私が高校時代からのファンだった
爆笑派で創作が主流の笑福亭福笑(しょうふくていふくしょう)師匠にも当会の主任としてご参加頂きたく
生喬師匠に頼みました。

「福笑師匠は上方落語でも大看板で条件も厳しいですが大丈夫ですか?」

と尋ねられましたが
是非、お願いしました。

同門の生喬師匠からのご依頼もあって快諾頂きました。

福笑師匠に御礼のご挨拶をしたく2017年の春先に北新地の小料理屋で待ち合わせしました。

つづく

皆様、上方落語を宜しくお願いします。

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回想 福笑師匠②

2023/08/04

上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。

当会は2015年10月より札幌で上方落語の寄席が少ないにと思い、ひょんなご縁で笑福亭生喬(しょうふくてい せいきょう)師匠に最初にご協力頂き、
「札幌で生喬まるかじりの会」からスタートしております。
2016年末くらいからSNSのお客様中心に少しづつ認知されて2日間開催で130から150人ご来場頂けるようになりようやく軌道にのってきました。
 2016年中頃から生喬師匠に
「当会は生喬の会でなく”上方落語をきいてよの会さっぽろ”なので、師匠にはこれからもお願いしたいですが、どなたか、師匠から
他の上方の噺家さんを紹介して頂けませんか?」


お願いしました。

生喬師匠から
桂八十八(かつら やそはち)師匠(当時、宗助”そうすけ”師匠)
林家染左(はやしやそめざ)師匠

のお二人をご紹介頂きました。

こちらのお二人の師匠は生喬師匠からご推薦頂きました。

生喬師匠を含めて3人の師匠は古典を割と本寸法でしっかりされる本格派の師匠方でした。
 主宰の私が高校の頃に落研に所属していた頃、すごく面白かった(今も面白い)
笑福亭福笑師匠を是非お招きしたいという気持ちが当時、非常に強かったでした。

 福笑師匠は古典本寸法と違って、創作中心、爆笑派の師匠です。
東京でもちょくちょく招かれての高座もある、上方落語の大看板の師匠でした。

3人の古典中心の師匠方と違う趣きがあって当会の持ち味に幅ができると感じました。
そこで、今回は生喬師匠に同じ笑福亭であるので橋渡しをお願いしました。
2016年か2017年の上旬の頃だったかと思います。
皆様、上方落語を宜しくお願いします。


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回想 福笑師匠①

2023/07/28

上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。
今週のブログ投稿、大変遅れまして誠に申し訳ございませんでした!
回想録はいつもFacebookの当会のビジネスページの投稿を遡って確認しながら投稿しているんですが
今週から何度か遡っても2018年の末くらいまでしか遡れずで。。
困っておりまして本日に至っております。
怪しい記憶を辿りですが。。
当会は2015年10月より、ひょんなご縁で笑福亭生喬(しょうふくてい せいきょう)師匠から最初にご協力頂き、「札幌で生喬まるかじりの会」からスタートしております。
2016年末くらいからSNSのお客様中心に少しづつ認知されて2日間開催で130から150人ご来場頂けるようになりようやく軌道に
のってきました。
 2016年中頃から生喬師匠に
「当会は生喬の会でなく”上方落語をきいてよの会さっぽろ”なので、師匠にはこれからもお願いしたいですが、どなたか、師匠から
他の上方の噺家さんを紹介して頂けませんか?」

とお願いしました。
生喬師匠から
桂八十八(かつら やそはち)師匠(当時、宗助”そうすけ”師匠)
林家染左(はやしやそめざ)師匠

のお二人をご紹介頂きました。

主宰の私は高校時代、落語研究会に所属していました。
当時、学校はアルバイトも禁止で親からもらうお小遣いだけで
限られたお金で生の噺家さんの噺をきいて強い印象に残っていたのは
❶高校の学校寄席に来られた
笑福亭松喬(しょうふくていしょきょう)師匠(当時 鶴三”かくざ”師匠で当会の主任 生喬師匠の師匠)
の「道具屋」

❷堺の宿院の神社で当時、木戸銭¥500でやっていた「おたび寄席」で聴いた
桂春助(かつらはるすけ)師匠
の「動物園」(たしか。。そうっだたかとストーリーより内容がただただ。。面白かった)

❸NHK上方落語の会の抽選できいた
笑福亭福笑(しょうふくてい ふくしょう)師匠
の「口入屋」

御存命は福笑師匠だけでした。

次回につづく。。

皆様、上方落語を宜しくお願いします。

前回の落語会の回顧

2023/07/19

上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。

今回のブログは主宰の私の個人的な内容で失礼します。

今月上旬に開催しました「江戸・上方 粋と粋(いきとすい)」VOL3~第29回上方落語をきいてよの会さっぽろ。
笑福亭生喬、春風亭柳朝出演。

日頃、私はお越し頂いた噺家さんにサイン色紙を頂く事はないんですが。。
今回は両師匠の添え書きで一枚頂きました。

生喬師匠は当会の一番最初の立ち上げの折からお世話になっている師匠で、柳朝師匠は当会の立ち上げの頃に私もスタッフで少しお手伝いさせて頂いていた狸寄席(狸小路に常設演芸場をつくることを目指す札幌の寄席で現在のだるま寄席)の主任の師匠でした。
こちらでの会で色々と勉強させて頂いた事もあり、この両師匠の落語会を開催できたのは私としては実に感慨深いものでした。

「上方落語をきいてよの会さっぽろ」当会ももう今年の秋で丸8年を迎えます。

「桃、栗三年、柿八年」といいますが。。

当会は会場探し、集客等々。。何から何まで。。まだまだです。

何よりも札幌のお客様にメディアにそんなにでてこない噺家さんの面白さ、ライブの面白さがまだまだ、訴求できていない。
主宰として情けなく思っております。

色紙には主宰の私に喝を入れて頂くようにお願いしました。

皆様、上方落語を宜しくお願いします。


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大いに盛りあがっておひらき!~江戸・上方 粋と粋(いきとすい)第29回上方落語をきいてよの会さっぽろ

2023/07/13

上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。

先週週末開催されました
江戸・上方 粋と粋(いきとすい)第29回上方落語をきいてよの会さっぽろ
出演
笑福亭生喬(しょうふくていせいきょう)
春風亭柳朝(しゅんぷうていりゅうちょう)

江戸、上方ならではの噺も演目に出たり、言葉や趣きの違いも当然ですが
両師匠の持ち味の違いもしっかり感じ取られた落語会でご来場頂いたお客様には大いに喜んで頂きおひらきでした。

次回は当会の30回記念!
だいぶん先の10月21日(土)、22日(日)でハロウィンには10日ほど早いですが
ハロウィンに因んでいつもの会場、法輪閣で魑魅魍魎がでてくる創作落語を中心の会を開催します。
「お寺でハロウィン落語会 爆笑VSパペット」
出演は
当会主任のお1人でNHK日本の話芸にも出演され関西だけでなく関東でも爆笑派で有名な
笑福亭福笑師匠(しょうふくていふくしょう)

こちらもNHK日本の話芸にご出演され人形などを使って演じるパペット落語で東西で有名な
笑福亭鶴笑師匠(しょうふくていかくしょう)
お二人は
6代目笑福亭松鶴師匠の直弟子の兄弟弟子でいらっしゃいます。
兄弟弟子ならではの息のあった楽しい落語会になろうかと思います。
こちらも乞うご期待!

皆様、上方落語をよろしくお願いします。


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師匠方に一問一答! その5

2023/07/04

上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。
7月7日-8日には当会の生みの親の笑福亭生喬(しょうふくてい せいきょう)師匠と札幌とずっと縁があり狸寄席やだるま寄席で
お馴染みの春風亭柳朝(しゅんぷうていりゅうちょう)師匠の落語会の開催
いよいよl今週末の開催です!

恒例の両師匠の一問一答で普段、高座では窺い知れない両師匠の横顔を。。。
今週は最後です!

第9問!
「高座をつとめられる中で何を一番大切にされておられますか?」

生喬師匠
「一にも二にも品を大切にしております。いくら笑いを取ろうが品のない芸は私は好きではありません。」

柳朝師匠
「出囃子に乗って、お辞儀をし客席を見渡しながら、その場の空気感と寄席の前後の流れを大切にしております⭕️」

第10問
「今回の札幌での会での抱負や思っておられる事は?」

生喬師匠
「春風亭柳朝師匠とは初めてご一緒させていただきますので非常にワクワクしております。
桂 米左師匠からは
「柳朝はエエやつやでぇ!」
と聞いておりますので
私の悪の部分が露見しないように猫を被ろうと思います(笑) 。
噺の方は出来るだけ大阪色の濃いもので楽しんでいただける様に考えておりますのでお時間よろしければお越しくださいませ。」

柳朝師匠
「上方落語の皆さんとの化学反応を楽しみにしております。」

師匠方、ありがとうございます。
いよいよ今週末開催です!

皆様、上方落語をよろしくお願いします。


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師匠方に一問一答! その4

2023/06/26

上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。
7月7日-8日には当会の生みの親の笑福亭生喬(しょうふくてい せいきょう)師匠と札幌とずっと縁があり狸寄席やだるま寄席で
お馴染みの春風亭柳朝(しゅんぷうていりゅうちょう)師匠の落語会の開催でございます。

今週から来月の開催週まで恒例の両師匠の一問一答で普段、高座では窺い知れない両師匠の横顔を。。。
今週は
第7問!
「好きなネタ、思い出のあるネタとその理由を教えて下さい」

生喬師匠
「お家芸で松喬からの天王寺詣り・尻餅とらくだ・帯久、
染丸師匠の辻占茶屋・堀川、枝鶴師匠から竹の水仙、後は三人兄弟。
そして柳家小里ん師匠にお稽古して頂いた笠碁に柳家さん喬師匠からの柳田格之進です。
特に笠碁と柳田は今までの大阪の落語にはなかった世界観ですので出逢えた事を心より嬉しく思います。」

柳朝師匠
「一朝の『天災』に惚れて弟子入りを決めました🎶
二ッ目が決まった時。真っ先に以前の旧宅でお稽古を付けて上げて頂きました🤣」

第8問
「大事にされている師匠の言葉を教えてください。」

生喬師匠
「普段から弟子の芸をほめる事がなかったのですが、私が入門18年ぐらいの時に「お前はもうわかってるからな。」
「後はいつ世間がお前の芸に気付くかやな。」は師匠なりのほめ言葉やったのかもしれません。
入門当初は「十年やって下手なヤツは一生下手!」はよく言うてましたね。
あまりウケてない噺家を袖で見てて「なっ、こいつちゃんとやってんのにウケへんやろ?こういうのを下手いうねん!」
その後に「しかし最近下手にすらなってないのが多すぎる。」はずっと心に残ってます。」

柳朝師匠
「とにかく稽古‼️仕事より稽古が大切と言われてます(笑)」

師匠方、ありがとうございます。

皆様、上方落語をよろしくお願いします。


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師匠方に一問一答! その3

2023/06/21

上方落語ファンの皆様、おまっとうさんでした。
7月7日-8日には当会の生みの親の笑福亭生喬(しょうふくてい せいきょう)師匠と札幌とずっと縁があり狸寄席やだるま寄席で
お馴染みの春風亭柳朝(しゅんぷうていりゅうちょう)師匠の落語会の開催でございます。

今週から来月の開催週まで恒例の両師匠の一問一答で普段、高座では窺い知れない両師匠の横顔を。。。
今週は
第5問!
「初高座思い出かこれまでに一番記憶にある高座の思い出は?」

生喬師匠

「入門して四ヶ月後、兵庫県三田市の養護施設にアルバイト先のやまがそばの社長が毎年お蕎麦を作って慰問をしているので私と遊喬兄さんが落語をする事になりました。

100名程の入居者の前で「犬の目」をしましたが全くウケず車イスの人はガチャガチャ揺らして正直やりにくかったんです。
帰りしな施設のスタッフが
「今日はありがとうございました。皆さんものすごく喜んでました。」

とてもそんな風には見えなかったのですが、
聞くとそれは拍手が出来ないので身体を揺らして全身で喜びを表現 していたのだとわかった時、自身の落語の出来だけを考えて客席を見てなかった事を反省しました。
この事は今も遊喬兄さんとよく話をします。一生忘れる事のない初舞台です。」

柳朝師匠

「初高座は上野鈴本演芸場で『子褒め』

袖で亡くなった三遊亭小金馬師
や紙切りの林家正楽(当時は小正楽)師、春風亭あさり兄さん[橘家圓太郎師]が聴いていらっしゃったのは覚えてます。

教わった通りにやって17分[やり過ぎ]喋って、
前座の先輩方に『長いよ💢』って小言を言われた記憶があります(笑)

出来が良かった高座は忘れろ‼️って、二ッ目勉強会で柳家小三治師匠からアドバイスされたので(笑)

迎える拍手👏より、サゲを言い終わってお辞儀をした際に送り手の拍手👏が大きい時が、ナイスなバッティングを(野球かい⚾️‼️)したんでしょうな⭕️」

第6問
噺家を辞めようと思った事は?どうしてそう思われましたか?

生喬師匠

「全くありません!なんでしょうか?
私は自分を見失わずキッチリ真面目に噺に取り組んでいれば必ずや良い噺家になれるはずだといった根拠のない自信だけはありました。
ただ、六年目ぐらいの時には芸風についてあれこれ迷走し悩んでましたが。」

柳朝師匠

「他にすることもないし、辞めようと思ったことはありません。」

師匠方、ありがとうございます。

皆様、上方落語をよろしくお願いします。


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当会で開催された落語の数々が。。お時間ございましたら是非

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